えどがわ結社かるた部
「えどがわ結社かるた部」とは
私たちえどがわ結社かるた部は、江戸川総合人生大学まちづくり学科18期で2年間苦楽を共にした7名で構成しています。現在は1名が転居したので、実働は6名となっています。
昨年9月の卒業に向けて卒業課題研究に取り組まなければならず、なにをやろうかあれこれ考えていたところ、世の中では色々な場所でご当地かるたが作られていることを発見!
お隣の葛飾区では10年以上も前から「葛飾郷土かるた」なるものがあることを知り、これは江戸川区でもひとつ作ってみても良いのではと思ったのが始まりです。
どんなかるたにするか、はじめは全く見当もつかず、とにかく江戸川区の名所といわれる場所を手あたり次第100以上集めてみみたものの、なんだかピンときません。
あれこれ調べていくと、実は「へ~、そうなの!」という面白い情報が意外と多いことが分かり、絵札を選定する基準は「へ~」の言葉が出るか、出ない場合は却下という流れで44のかるた札が出来上がった次第です。
場所の選定、読み札作成、写真撮影、印刷、印刷したものを切って、無地のかるた札に貼って、約1か月半で
3セット、すべて手作りしました。
6名でよくやったなと今でも思っています。
さて、かるたが出来上がってほっとしている場合ではなく、研究ってことはかるたをもとに何かに取り組まなきゃいけないけど、どうする・・・・・。
そこで考えたのが、江戸川区って自分も含めて、ここに住みたい・住み続けたい区、と思われているのか?
何もない、おしゃれでもない、これってものもあまりない、ほとんどの人が江戸川区をそんな風に思っているかもしれない。
「江戸川区にはランドマークがないから、魔女の文学館作りました」 区長も申してました。
2019年に実施した18歳以上の区民3000人を対象にした調査での回答は、18歳以上20歳未満の約半数が「この町に住み続けたいとは思わない」と回答しています。
その理由が「治安の悪さ・まちの今後の発展に期待できない・まちに愛着がない」のだそうです。
(調査から6年が過ぎて、コロナもあり、変化しているかもしれませんが。)
そんな若者だけでなく多くの方々に、私たちの作ったかるたを通して「実は江戸川区って結構面白いところがあるんです!」をPRして、少しでも我がまち江戸川区に興味関心を持ってもらい、愛着を感じてもらえたら、そんな気持ちで日々かるた会のイベントを行っています。
数なくともえどがわ結社のメンバーは、かるたづくりを通して、相当江戸川区に対する愛着が増したことは間違いありません!



出店(展)内容
自主制作した「江戸川かるた」のかるたとりゲーム